@article{oai:kbu.repo.nii.ac.jp:00001323, author = {大前, 暁政 and OMAE, Akimasa}, journal = {人間学研究, Human studies : bulletin of Institute for Cultural and Human Research, Kyoto Bunkyo University}, month = {Mar}, note = {大学の教員養成課程において、学生のうちから実践的指導力を養っていくことが重要である。実践的指導力を養う上で、問題点がある。学生は、教員養成課程に希望をもって入ってくるが、教師としての専門的な知識・技能を意識できている学生は少ないことである。そのため、教員養成課程で何を学びたいかを意識できている学生も少ないと言える。「学びたい内容」や、「学ぶべき内容」が意識できていない状態では、学生の能動的な学びが期待できなくなることが予想される。そこで、初年次のできるだけ早い時期に、教師としての専門的な知識・技能に気付かせる必要があると考え、本研究では、次の二つの内容を含む授業を行った。Ⅰ「学校現場の課題点」について紹介する。Ⅱ「小学校教師の具体的な仕事の中身」を紹介する。授業を進めるにあたって、次の二点を工夫した。① 課題点の紹介は、教師の仕事の具体的なエピソードを語りながら行う。② 能動的な学習にするために、課題点について考える時間を確保する。授業後のアンケートの結果から、教師としての専門的な知識・技能を意識した学生が増加した。さらに、教職への希望や意欲も増加している記述が見られた。入学後できるだけ早く、職業理解を深めるための講義を行うことで、「教師になるためには、どんな力を身につけることが必要なのか」を意識させることができると考えられる。, 2, KJ00010247979, 研究ノート, Note}, pages = {1--13}, title = {入学直後に「将来に向けて学ぶ内容」を意識させる講義のあり方に関する基礎研究}, volume = {16}, year = {2016} }