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アイテム
発達障害をもつ人への支援の現状と「コミュニティ生成型」のグループアプローチの課題 ~SSTへの関与観察をとおして~
https://kbu.repo.nii.ac.jp/records/950
https://kbu.repo.nii.ac.jp/records/9504f0cefd6-2d3f-454e-811e-7dbd5c95d814
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | [ELS]紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||||
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公開日 | 2017-03-23 | |||||||||
タイトル | ||||||||||
タイトル | 発達障害をもつ人への支援の現状と「コミュニティ生成型」のグループアプローチの課題 ~SSTへの関与観察をとおして~ | |||||||||
言語 | ||||||||||
言語 | jpn | |||||||||
キーワード | ||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | 発達障害 | |||||||||
キーワード | ||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | 精神障害 | |||||||||
キーワード | ||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | SST | |||||||||
キーワード | ||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | 成人期 | |||||||||
キーワード | ||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | コミュニティ | |||||||||
資源タイプ | ||||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||||
雑誌書誌ID | ||||||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||||||
収録物識別子 | AA1252511X | |||||||||
著者 |
吉村, 夕里
× 吉村, 夕里
× YOSHIMURA, Yuri
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著者所属(日) | ||||||||||
京都文教大学臨床心理学部 | ||||||||||
著者所属(英) | ||||||||||
en | ||||||||||
Kyoto Bunkyo University | ||||||||||
記事種別(日) | ||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||
内容記述 | 論文 | |||||||||
記事種別(英) | ||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||
内容記述 | Article | |||||||||
抄録(日) | ||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||
内容記述 | 本研究の目的は、発達障害をもつ人達への支援についての現状を、文献研究に基づき明確化するとともに、精神科デイケアのSST(Social Skills Training)プログラムへの関与観察をとおして、発達障害をもつ人達を対象としたグループアプローチの特徴や対応についての課題を考察することである。第一の目的である文献研究においては、最初に、精神障害を対象としたデイケアや障害福祉サービス事業所等が青年期以降の発達障害者のグループアプローチの受け皿になっていることを指摘した。次に、発達障害児者の診断の問題を指摘するとともに、二次障害や周辺症状、合併精神症状等とライフステージとの関連についての様々な見解を整理して、学童期の支援と青年期以降の障害の関連性はまだ不明の部分が多いことを指摘した。第二の目的であるグループアプロ―チにおける発達障害の特徴と対応については、精神科デイケアのSST プログラムへの関与観察に基づき以下の分析を試みた。SST は「定型化した場面とプログラム構成」や、「緩やかな参加の枠組み」をもつが故に、発達障害等の利用者に選択されやすい構造をもつ。その反面、発達障害等の利用者にとって苦手とされるグループアプローチで、しかも言語的やりとりを中心として進行するプログラムであるために様々な配慮や工夫が必要である。具体的な配慮や工夫としては、「プログラムの視覚化と視覚的グッズの使用」「共同注意の促進」「気まずさよりも居づらさへの焦点化」等が挙げられる。また、SST の中心的な技法である「ポジティブフィードバック」を繰り返すこと、発達障害等の利用者の独特の「モデリングや模倣行動のスタイル」をアセスメントすることをとおして、「有意味身振りと外面的な会話」の獲得を促進することが重要である。さらに、以上のプロセスを可視化してグループ内で共有することが、他の利用者やスタッフの発達障害等の利用者に対する了解性や、情緒的つながりについての実感を高めて、両者の間に良い循環が生じることを指摘した。最後に、発達障害の自己理解についての論考は矛盾する言説が認められることや、そもそも自己理解の捉え方が異なっていることを指摘した。そして、発達障害を対象としたグループアプローチの意義は、発達障害の特性を生かせるようなコミュニティを彼らの周囲に形成することにあり、今後は「コミュニティ生成型」のグループアプローチが必要となっていくことを指摘した。 | |||||||||
書誌情報 |
心理社会的支援研究 巻 4, p. 13-36, 発行日 2014-03-31 |
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表示順 | ||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||
内容記述 | 3 | |||||||||
アクセション番号 | ||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||
内容記述 | KJ00009225319 | |||||||||
ISSN | ||||||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||||||
収録物識別子 | 21860033 |